ピエール・ガスリー、苦戦は覚悟の上「今はクルマへの理解を深める時」

アルファタウリ・ホンダAT01に乗り込むピエール・ガスリー、2020年F1オーストリアGP初日copyright Red Bull Content Pool

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、7月3日(金)に行われたF1オーストリアGP初日プラクティスを振り返った。ガスリーは最初のセッションで16番手タイムを刻むと、午後のFP2ではアタックラップの際に渋滞に捕まり17番手という結果に終わった。

レッドブル・リンクでのAT01はフロントのグリップが足らず、特に第3セクターで苦戦を強いられている。ガスリーはパフォーマンス面での苦戦は覚悟していたとして、今はクルマへの理解を深める事が重要だと主張した。

Pos Driver Team Time Gap Laps
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:04.304 42
12 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1:05.443 +1.139 34
17 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:06.016 +1.712 51

苦戦は覚悟「今は理解を深める段階」

ピエール・ガスリーFP2: 17位, FP1: 16位

長い休みを経て、またマシンを走らせることができて本当に嬉しい。今日はエキサイティングな一日で、かなり走り込むことが出来た。パフォーマンスという点ではかなり苦戦するだろうと予想していたし、今はまだクルマへの理解を深めなきゃならない段階だ。何が不足しているのかを的確に理解するよう努めている。

残念ながら、僕の方はトラフィックに捕まってしまってソフトタイヤでの計測の時にクリアラップが得られなかったんだけど、ダニー(クビアト)の方は大丈夫だった。良かったよ。おかげで分析のための材料がたくさんある。

明日の予選に向けて、まとめ上げていかなきゃね。


初日をトップで締め括ったのはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。2番手で僚友のバルテリ・ボッタスを0.197秒差で退けた。3番手には0.641秒遅れでレーシングポイントのセルジオ・ペレスが続く結果となった。

2020年F1オーストリアグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間7月4日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってレッドブル・リンクで開催される。

F1オーストリアGP特集

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