フェルスタッペン、ホンダの予選モードに満足「明らかにパワーが向上」オーストラリアGP《予選》
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実践の場で初めてホンダ「RA619H」の”予選エンジンモード”を使用したレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは「明らかなパワー向上を実感した」と述べ、満足感を示した。
16日土曜に行われた2019シーズンの開幕F1オーストラリアGP予選でフェルスタッペンは、トップ10グリッドを争う予選最終ラウンドへと進出。一時的に馬力を上げたホンダパワーをサポートとして、スクーデリア・フェラーリの2台に割って入る4番グリッドを獲得した。
ホンダの予選モードに満足「明らかにパワーが上がった」
マックス・フェルスタッペン予選: 4位, FP3: 3位
予選の出来にはかなり満足だよ。特に今日の午前のセッションがそうだったけど、今週末は幾つか難しい状況があったからね。そんなわけで少し心配してたんだけど、現場とファクトリーの皆が協力して素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、良いセットアップを見つける事ができたんだ。僕らはセカンドロウという結果に満足して良いと思ってる。
Q1は本当に接戦だったし、ここみたいな市街地コースの場合は最初のランで上手くやらなきゃならないんだ。2回目のラップでタイムを更新できたのはラッキーだったよ。ライバル連中とは違って、僕らは1セットしかタイヤを使ってなかったしね。
予選モードによって明らかにパフォーマンスが上がっていた点にも凄く満足してる。確かに、良いマシンバランスを見出すのは難しかったし、タイム差という点で望んでた場所にいるわけでもない。でも、現実を見据えなきゃならないと思うし、この結果には満足しなきゃね。
4番手は予選前に予想していたよりも良い結果だよ。でも、明日何位でフィニッシュするかを予想する事は難しい。金曜日にちゃんとロングランを走れてないからね。でも、タイヤは保ちはかなり良いし、アクシデントに巻き込まれたりせずにクリーンなスタートが切れれば、何か上手くやれる方法を見つけ出せるはずだ。
ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。メルボルンでの6度目のポールを射止めた。2番手はチームメイトのバルテリ・ボッタス。シルバーアローが後続に大差をつけ圧倒する結果となった。
2019年開幕F1オーストラリア・グランプリ決勝レースは、日本時間3月17日(日)14時10分にグリーンフラッグを迎え、1周5303mのアルバート・パーク・サーキットを58周する事で勝敗を決する。