レッドブル、RB14の挙動に満足「メルセデスは速そうだが何も心配していない」F1オーストラリアGP 初日 2018
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23日(金)に行われた開幕F1オーストラリアGP金曜初日セッションを終えて、アストンマーチン・レッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドがコメントを発表した。
FP1で3番手につけたフェルスタッペンは、午後の2回目のフリー走行でメルセデスに割って入る1分24秒058をマークし2番手に。一方のダニエル・リカルドは、アタックラップを赤旗に阻害され7番手に停滞。挙げ句、制限速度違反を犯し、3グリッド降格ペナルティを科せられた。
アップデートが投入された’18年マシン「RB14」。ポールポジションを争う事は難しそうであるものの、レースペースではメルセデスからコンマ2秒、フェラーリからコンマ1秒の速さをみせている。
レッドブル:オーストラリアGPを終えて
マックス・フェルスタッペンFP1: 3位, FP2: 2位
僕にとってはポジティブに週末をスタートをできて本当に満足してる。まだバルセロナでしか走った事なかったけど、ここアルバート・パークでもマシンの挙動は良い。まだフリー走行を2回走り終えただけだから、誰が一番速いのかは分からないし、決勝でどんなリザルトを得られるかを予想する事も難しい。シーズン最初はいつもそんな感じだけどね。全てが明らかになるのは2・3戦後になるだろうし、その後は各チームの開発状況次第だろうね。
改善の余地はあるけど、レースペースは良いよ。メルセデスがかなり速そうだけど、現時点では特に何も心配してない。明日以降は少し雨が降るみたいだけど、僕らにとっての恵みの雨になれば良いね。ウエットになるとエンジンパフォーマンスの重要性が下がるし、パワーのコントロールも難しくなる。僕らのマシンは基本的にウエットに強いし、僕自身も雨で走るの好きだから、雨になることを祈るよ。
ダニエル・リカルドFP1: 6位, FP2: 7位
今日のマシンは良い感じだったよ。ショートランよりもロングランの方が良かったんだ。軽い燃料のショートランは赤旗で台無しになっちゃったけど、あの時のマシンバランスには完全に満足できてなかったんだ。ソフトタイヤより速く走れたのは間違いないだろうしポジションも上乗せできたとは思うけど、トップに立てる程のタイムは出せなかっただろうね。まだ幾らか作業すべきエリアはあるけど、全体としてはさほど悪くない1日だった。
マシンの感触は良いよ。明日は多分雨になるだろうから、今日の成果がどの程度報われるかは分からない。タイムがかなり接近してるのは良い事だね。これが嘘でない事を祈るよ。トップ3チームに加えてハースが近づいてくれれば、新シーズンの開幕としては最高のスタートになるよね。
3回目のフリー走行は日本時間3月24日(土)12時から、予選は同15時からアルバート・パーク・サーキットで行われる。