4人目はアンドレア・キミ・アントネッリ、F1メキシコGPプラクティス出走へ
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アンドレア・キミ・アントネッリが、今週末のF1第20戦メキシコGPの1回目のフリー走行で、ルイス・ハミルトンに代わってメルセデスW15をドライブすることが発表された。同セッションには少なくとも4名の若手が参加する。
7度のF1王者の後任として、2025年にメルセデスからフル参戦するアントネッリが前回、公式プラクティスに参加したのは8月末のイタリアGPのことだった。週末デビューとなったこの際は、パラボリカでクラッシュを喫し、ジョージ・ラッセルのクルマに大きな損害を与えたが、同時に目を見張る速さを見せた。
メルセデスのトト・ウォルフ代表はエルマノス・ロドリゲス・サーキットでの週末に先立ち、「キミは2回目のFP1セッションに参加する。コース上での経験を通して引き続き成長してくれることを期待している」と語った。
国際自動車連盟(FIA)は若手ドライバーのテスト機会拡大を目的に、グリッド上のすべてのチームに対してグランプリ出走2戦以下のドライバーを年に最低2回、金曜フリー走行で起用する事を義務付けている。
メキシコのFP1ではアントネッリの他に、インディカードライバーのパトリシオ・オワードがマクラーレンを、2022年のF2チャンピオンに輝いたフェリペ・ドルゴビッチがアストンマーチンを、フェラーリF1リザーブ・ドライバーのロバート・シュワルツマンがザウバーをドライブすることが明らかにされている。