最下位アルピーヌ、F1日本GPで”ブルー”のA524に「軽量化の第一弾」を投入
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アルピーヌF1チームは、三重県鈴鹿サーキットを舞台に行われる4月5~7日のF1第4戦日本GPでA524に、「重大」ではないものの今季初のアップグレードを投入する。
空力はもちろん、一説には10kgオーバーとも言われる車重やエンジンパワーなど、広範に課題を抱えるアルピーヌは、開幕3戦を終えてコンストラクターズ選手権最下位と低迷している。
世界屈指のテクニカルコースとして知られる鈴鹿での週末に向けてチーム代表を務めるブルーノ・ファミンは「2024年の開発計画に沿って我々は、A524に最初のアップデートを施す予定だ」と語った。
「これらは重大なものではないが、クルマのポテンシャルを評価し、パッケージに対する理解を継続的に深めていくために、できるだけ早く搭載することが重要だ」
「今回のアップデートは主に、新しいフロントウイングと軽量化の第一弾に関するものとなる」
前戦オーストラリアGPではエステバン・オコンが今季初のQ2に進出するなど、パフォーマンスの向上が見られたが、ファミンは単にアルバート・パーク・サーキットとクルマの相性に依るものだと考えている。
「オーストラリアでは、以前のラウンドよりもポイントに近い場所で戦うことができた」とファミンは振り返る。
「とはいえ、それはパフォーマンスの向上というよりも、状況やコースの特殊性によるものだろう。目標にはまだ、ほど遠い」
「我々はプロセスとクルマの改善に向けて、ファクトリーとトラックサイドの両方が意欲を燃やしている。あらゆる面でパフォーマンスを向上させるため、徹底的に戦わなければならない」
なお鈴鹿でのA524のカラーリングはピンクバージョンからブルーバージョンに変更される。