アルファタウリ・ホンダ「角田裕毅の成長を手助けしてくれている」ガスリーのサポートと更なる活躍に期待
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アルファタウリ・ホンダのフランツ・トスト代表は、トップチーム移籍に足る実力を備えるピエール・ガスリーの2022年残留に色めき立つと共に、角田裕毅の更なる成長に期待感を示した。
前日のバルテリ・ボッタスのアルファロメオ移籍発表に続き、ファエンツァに本拠を構えるスクーデリア・アルファタウリは母国グランプリとなるイタリアGPの開幕を直前に控え、ガスリーと角田裕毅の来季続投を正式発表した。
65歳のオーストリア人指揮官は「両ドライバーの残留を発表できて嬉しく思う」との談話を発表した。
「ピエールはここ数年、目覚ましい成長を遂げており、我々と共に3段の表彰台のすべてに上ってきた」
「2019年のブラジルGPでの2位を皮切りに、昨年のモンツァではチームのホームグランプリで優勝を飾り、今年はバクーで3位を手にした。私は彼の更なる活躍を確信しているし、だからこそ、彼をもう1シーズン迎えられる事に興奮しているのだ」
「それに加えてピエールはF1での経験を活かして、ユーキの成長をサポートしてくれている」
「今年我々は、コース上で競争し合う傍らコース外で友情を持つ2人の良好な関係がチームに良い影響を及ぼしている事を目にしてきた」
「ルーキーとして我々のチームに加わったユーキは日々学び続けており、エンジニアからのフィードバックによれば、与えられた情報をすべて吸収して成長し続けている」
「ルーキーであるユーキにとってのF1の旅はまだ始まったばかりであり、我々と共にスタートさせたその歩みを来年も共に続けていける事を嬉しく思う」
「また、このようなシーズンの早い段階でドライバーラインナップを確定させる事ができた事にも満足している。おかげで残りのシーズンに向けて、激しい争いが繰り広げられているミッドフィールドでの戦いに集中できる」