フェラーリ育成傘下のアレジとアームストロング、伊フィオラノでF1テストデビュー飾る
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スクーデリア・フェラーリの合同テストが25日(月)、フィオラノ・サーキットで初日を迎え、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に所属するジュリアーノ・アレジとマーカス・アームストロング、ロバート・シュワルツマンの3名がステアリングを握った。
フェラーリは2021年シーズンのF1バーレーンGP開幕を前に、育成傘下のドライバーを含めた総勢7名による合同テストを1月25日(月)から29日(金)までの計5日間に渡ってお膝元フィオラノ・サーキットで実施する。
後藤久美子と元F1ドライバーのジャン・アレジの元に生まれたジュリアーノ、そしてニュージーランド出身の20歳アームストロングにとっては初のF1ドライブとなった。アームストロングはクリス・エイモンに次ぐ2人目のニュージーランド人ドライバーとしてフェラーリF1マシンをドライブした。
ジュリアーノ・アレジ / © Ferrari S.p.A.
ジュリアーノは父ジャンが1991年に初めてフェラーリをテストした時と同じカーナンバー「28」を掲げて2018年型F1マシン「SF71H」を駆った。氷点下に近い寒さの中で午前の1時間のセッションを終えたジュリアーノ・アレジは「このような素晴らしい機会を与えてくれたフェラーリとFDAに感謝したい」と振り返った。
「父が見る前で父と同じレースナンバーをつけてSF71Hをドライブした。信じられないほどエキサイティングな経験だった」
「ハンドリングという点において、このクルマを運転するのは難しくないけど、そのパワーには驚かされた。まるで終わりがないかのようだった。それにブレーキ性能と効率の高さも印象的だった」
ロバート・シュワルツマン / © Ferrari S.p.A.
マーカス・アームストロング / © Ferrari S.p.A.
テスト2日目となる26日(火)はシャルル・ルクレールがSF71Hをドライブする。3日目にはマクラーレンから移籍してきたカルロス・サインツが初めて跳馬を駆る。