ブレンドン・ハートレー「ホンダの最新PUがあれば予選で好結果を出せる」

ブレンドン・ハートレー、2018年F1アゼルバイジャンGPのパドックにてcopyright Honda

トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年FIA F1世界選手権第最終第21戦アブダビGPに先立って抱負を語った。昨年のレースでハートレーは、パワーユニット交換に伴うグリッド降格を受けて最後尾20番手からスタートし、僚友ピエール・ガスリーを上回る15位でチェッカーを受けた。

チームは未だ来シーズンのダニール・クビアトのチームメイトを発表しておらず、ハートレーが今回のアブダビGPを以てF1を去る可能性は高い。

日産e.damsからフォーミュラEに参戦する事が発表されているアレックス・アルボンが最有力候補とみられているが、今年スーパーフォーミュラとSUPER GTの2冠を達成した山本尚貴もライセンス取得の条件を満たしており、来季ラインナップがどういう結末を迎えるかは不透明な情勢だ。

ホンダの最新PUがあれば予選で好結果を出せる

ブレンドン・ハートレー

シーズンの最後のレースだし、前向きな気持ちで準備を進めてる。ここ数戦はポイントを獲得するだけの十分な速さがマシンにない時でも上手くやれてるし、力強い形でシーズンを締め括れそうだ。シーズンを通しての相対的なパフォーマンスと成長には満足してるから、良いリザルトで週末とシーズンを終えることを楽しみにしてる。

ホテルの下をくぐり抜ける最終セクターが特にそうなんだけど、ヤス・マリーナ・サーキットはちょっと市街地コースっぽい所がある興味深いトラックなんだ。キャンバーやアンジュレーションも多くないから全体が凄く平らなコースで、オーバーテイクは難しい。タイヤマネジメントが決定的に重要で、予選であっても最終セクターでリアを完全にコントロールするのが難しい位なんだ。

この前のブラジルGPではタイヤに苦労させられたから、その原因究明に取り組まなきゃならない状況ではあるんだけど、ホンダの最新スペックエンジンがあるから、予選で良い結果を出せるだけの自信はあるよ。


アブダビグランプリの戦いの舞台となるのは、1周5,554m、全21コーナーを有するヤス・マリーナ・サーキット。ドライコンディションとなった昨年のレースでは、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスが優勝。2位にルイス・ハミルトン、3位にフェラーリのセバスチャン・ベッテルという結果だった。

F1アブダビGPは日本時間2018年11月23日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1アブダビGP特集

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