ピエール・ガスリー、両セッションで11番手「クルマの第一印象はかなり良い」
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トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、23日金曜に行われたF1第21戦アブダビGPの2回のフリー走行で、共に11番手タイムを記録。予選Q3進出に向けて、期待の持てるリザルトで初日を締め括った。
午前のFP1ではガスリー車のギアボックスにトラブルが発生。このアクシデントを受けて、チームは午後のプラクティスに向けて交換作業を強いられる事となった。ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターによれば、パワーユニットへの影響はないという。
交換作業によってFP2では不具合は解消され、ガスリーは午後のセッションで計32周を走り込み1分39秒983のベストラップをマーク。11番手で初日を終えた。
両セッションで11番手「クルマの第一印象はかなり良い」
ピエール・ガスリーFP1: 11位, FP2: 11位
両方のセッションで11番手タイムを記録できたから、ポジティブな金曜だったよ。マシンの第一印象は凄く良かったんだけど、トップ10に入るためにはまだ何か足らない状態だから、それを解明して全てをまとめ上げる必要がある。
日曜の決勝で良いレースができるように、明日の予選では最大限のパフォーマンスを発揮しなきゃならない。今夜はセッティングの最適化するために頑張って仕事しなくちゃ。
初日をトップで締め括ったのは昨年の勝者バルテリ・ボッタス(Mercedes)。2番手マックス・フェルスタッペン(Red Bull)を0.044秒差で退けた。3番手には0.192秒遅れでダニエル・リカルド(Red Bull)が続く結果となった。
F1アブダビグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間24日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。