2024年F1違反第一号はバルテリ・ボッタス、開幕バーレーンGP初日に早くも懲罰
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2024年シーズンのF1レギュレーション違反第一号はバルテリ・ボッタス(ザウバー)だ。2月29日(木)に行われた開幕バーレーンGPの初日FP2を経てスチュワードは、77号車キック・ザウバーのドライバーを戒告処分とする決定を下した。
ボッタスはFP2開始の4秒前、赤信号が点灯している状況でピット出口ラインを横切った。F1競技規定第37条2項は「クルマがピットレーンを離れることができるのは、緑色のライトが点灯している時のみ」と定めている。
セッションを経てデレク・ワーウィックを含む4名の競技審判団はボッタスとザウバーの代表者を招集。証拠映像を見直した結果、ボッタスが先の規定に違反したと判断した。
ボッタスはラインを越えた直後に停止し、聴聞会においても自らの誤りを認めたため、スチュワードは軽減措置の提供に値すると判断。ペナルティポイントなしの戒告処分(ドライビング)を科した。
これはボッタスにとってはもちろん、今シーズンにおける最初の規定違反、最初の戒告処分となった。
1シーズン中に5回の戒告処分(その内の4回はドライビングに関する違反)を受けると、当該グランプリで10グリッド降格ペナルティが科せられる。