2022年インディ500予選出走順、荒れるは必至? 忍び寄る雨
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プラクティス5を経てくじ引きが行われ、パトリシオ・オワード(マクラーレンSP)が2022年第106回インディ500予選の第1出走者に決まった。全プラクティス制覇の佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング)は第10走者として予選に挑む。
第4走者まではシボレーエンジン勢。ホンダ勢の切り込み隊長は500デビューの元F1ドライバー、ロマン・グロージャン(アンドレッティ・オートスポーツ)が担う。
- パトリシオ・オワード
- リーナス・ヴィーケイ
- カラム・アイロット
- フェリックス・ローゼンクビスト
- ロマン・グロージャン
- ジミー・ジョンソン
- デブリン・デフランチェスコ
- J.R.ヒルデブランド
- ファン・パブロ・モントーヤ
- 佐藤琢磨
- グレアム・レイホール
- マルコ・アンドレッティ
- トニー・カナーン
- デイビット・マルカス
- サンティノ・フェルッチ
- コルトン・ハータ
- ステファン・ウィルソン
- スコット・ディクソン
- アレックス・パロウ
- コナー・デイリー
- エリオ・カストロネベス
- スコット・マクラフリン
- エド・カーペンター
- アレキサンダー・ロッシ
- マーカス・エリクソン
- ジャック・ハーヴィー
- セージ・カラム
- ジョセフ・ニューガーデン
- クリスチャン・ルンガー
- シモン・パジェノー
- カイル・カークウッド
- ウィル・パワー
- ダルトン・ケレット
インディ500の予選は21日(土)と22日(日)の2日間に渡って行われる。
今年はフォーマットが改定され、予選1日目の上位12台を対象として、2日目に2ラウンド制の最終決戦が行われる。連続4周の平均スピードで順位を争う点に変更はない。
まずは土曜の予選初日に13番手以降のグリッドを決定する。そして2日目に初日リザルトの逆順で12台によるアタック(トップ12予選)を行い、その成績によって7~12番グリッドを決定する。
そしてその後、上位6名による最終「ファスト6」が行われる。出走順はトップ12予選のリザルトの逆順で、最速のドライバーが賞金10万ドル(約1,284万円)を含むポールポジションを、残りの5名がセカンドローまでのポジションを獲得する。
ポイント配分も変更された。従来は9-8-7…の順で上位9台にチャンピオンシップ・ポイントが与えられていたが、上位12台に12-11-10…のポイントが付与される。
なお午後から雨が降る可能性があるとの事で、予選1日目の開始時刻は1時間前倒しの現地午前11時(日本時間24時)に変更された。予選は天候が許す限り、予定終了時刻の17時50分まで行われる。
問題は雨が降る前に33台が全て、最低1回の予選ランを終えられるかどうかだ。もし土曜中に全車が少なくとも1回の計測を完了できない場合、結果は全て白紙となり、日曜に延期となるようだ。
インディ500の予選はBSスカパー!で、決勝は日本時間5月29日(日)24時よりGAORA SPORTSで生中継される。視聴には「スカパー!」の他、光回線を使った「ひかりTV」「auひかり」なら、面倒なアンテナ設置なしでインディカーを楽しむ事もできる。また決勝はHulu ライブTVでもストリーミング配信される。