ウィリアムズF1に新体制後初のスポンサー、Versa Integrity Groupとの契約を発表
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ウィリアムズ・レーシングはF1第9戦トスカーナGP開幕初日となる9月11日(金)、石油プラント等のエネルギー産業に関わるインフラ全般において、非破壊検査などの各種検査・テストならびにメンテナンスサービスを提供するドリルトン系列のVersa Integrity Groupとの新たなパートナーシップを発表した。
この契約の一環として、モンツァ・サーキットで開催される今週末のトスカーナGPより、ウィリアムズの今季型F1マシン「FW43」に同社のロゴが掲げられる。
英国グローブのチームは前戦イタリアGPを以て、創業者フランク卿の娘クレアを含む5名の役員が退任し、民間投資会社ドリルトン・キャピタルからマシュー・サベージ、ダレン・フルツ、ジェームズ・マシューズの3名が新たな取締役として送り込まれた。Versaとの契約は、経営体制一新後としては初の大型契約となる。
Versaはテキサス州とルイジアナ州に拠点を置くエネルギー産業に関わる企業で、クライアント企業の労働者や地域社会の安全を守るために必要となるトレーニングや各種検査サービスを提供している。
Versa Integrity Groupの最高経営責任者であるDarryl Schimeckは「ウィリアムズ・レーシングと提携し、F1を通じて世界にVersaを訴求できる事になり嬉しく思っている」と述べた。
また、ウィリアムズのコマーシャル&マーケティングディレクターを務めるティム・ハントは「まだ新しい章が始まったばかりだが、既に新しい商業的チャンスが生まれてきている事を実感している。Versaと協力できる事を誇りに思う。我々はパートナーに対して最高品質のサービスを提供するという点で同じ目標を共有している。Versaのビジネス上の成長を実現させるべく、この関係を発展させていくことを楽しみにしている」と語った。