F1シンガポール:フェルスタッペンを召喚…記者会見での「発言」を巡り

ガレージ内で走行準備をするマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2024年9月20日(金) F1シンガポールGP FP1(マリーナベイ市街地コース)Courtesy Of Red Bull Content Pool

2024年9月19日(木)に行われたFIA主催の記者会見での「発言」に関連して、F1シンガポールGPのスチュワードは20日(金)のFP1を経て、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を召喚した。

前戦アゼルバイジャンGPで僚友セルジオ・ペレスに今季初めて予選で敗北したことについて問われた際、フェルスタッペンはクルマに対する不満を”Fワード”で表現した。

問題視した具体的な発言についてスチュワードは明らかにしていないが、フェルスタッペンはFIA国際競技規則第12条2項1号kに違反した疑いで召喚された。現地時間19時より、ジョニー・ハーバートを含む4名の競技審判団が聴取を行う。

続報:マックスに社会貢献活動命令

同規定は「FIA、そのメンバー、またはそのオフィシャルに対して、道徳的な損害や不利益をもたらす言葉、行為、または文書、さらに一般的にはモータースポーツの利益やFIAが守る価値観に対して害を及ぼす行為」を禁止している。

週末に先立ってFIAのモハメド・ベン・スレイエム会長は、F1中継で流れる罵り言葉の制限に意欲を示すとともに、ドライバーにも自身の発言に配慮する責任があると強調した。

同じ会見でフェルスタッペンは角田裕毅(RB)と共に、ベン・スレイエムの主張に対して反発した

2023年のF1ラスベガスGPでは、メルセデスとフェラーリのチーム代表、トト・ウォルフとフレデリック・バスールがそれぞれ、チーム代表者会見での罵り言葉に対してFIAから警告を受けた。

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