フェルスタッペン、五輪金メダリストらを破り2021年蘭スポーツマン・オブ・ザ・イヤーを受賞
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ルイス・ハミルトン(メルセデス)との歴史的な一戦を制して2021年シーズンのF1ワールドチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が、母国オランダの「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。
史上初のオランダ人F1王者となったフェルスタッペンは、東京オリンピックの男子団体スプリントで金メダルに輝いたハリー・ラブレイセンらを抑えて名誉ある称号を手にした。同賞の受賞は2016年以来2度目。
1951年に設立されたオランダ・スポーツマン・オブ・ザ・イヤーは、年間を通して最も活躍したオランダ国籍のアスリートを表彰するもので、国内のジャーナリストにより選ばれたスポーツ選手を対象としてオランダ・オリンピック委員会が選出する。
フェルスタッペン本人は激闘と数々のメディア対応に追われた後、ようやく休暇に入ったとの事で授賞式には参加せず、代わりに幼少よりキャリアを支え続けてきた父ヨス・フェルスタッペンがトロフィーを受け取った。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で中止された昨年を除く69回の歴史の中で、モータースポーツ界から同賞に輝いたのはフェルスタッペンしかいない。
オランダ放送協会によると、1700万人ほどの人口のオランダ国内では、500万人以上ものオランダ国民がヤス・マリーナ・サーキットでの劇的なファイナルラップと、これに続く大逆転勝利、そして歴史的なドライバーズチャンピオン獲得を見守ったと言う。
なおレッドブルは2022年のドライバーズチャンピオン連覇に向け、まずはチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーとの契約を2026年まで延長。フェルスタッペンとの契約延長についても交渉を開始した。