フェルスタッペン、決勝前夜に”ジントニック5杯”…角田裕毅を感激させたカクテルで3度目のF1タイトル祝う
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史上初となるF1スプリントでのタイトル獲得を経てマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、カタールGPの決勝前夜にジントニック5杯で自身3度目のチャンピオンを祝ったようだ。
26歳のオランダ人ドライバーはロサイルでの19周のレースで2位チェッカーを受け、少なくとも3冠を手にした史上11人目として歴史に名を刻み、アイルトン・セナやニキ・ラウダと言ったF1史上最も偉大なドライバーの仲間入りを果たした。
ランキング2位につける僚友セルジオ・ペレスの順位に関わらず、6位以上でのフィニッシュで決着するとあって、本戦を前に2023年のドライバーズ選手権が決する可能性は極めて高かったが、3冠が確定したのはフェルスタッペンがフィニッシュラインを越えた時ではなく、ペレスが11周目にクラッシュした時の事だった。
翌日、それも24時間を待たずに決勝レースが控えていたため、土曜の夜にアルコールで祝杯を上げるのかどうかが注目された。
英紙「イブニング・スタンダード」によるとフェルスタッペンは、決勝の翌日に英国ミルトンキーンズのファクトリーで行われた祝賀会にリモート参加し、土曜の夜に「5杯のジントニック」を飲んだと明かし、チームに対して次のように語りかけた。
「第2の家族のように感じている。忠誠心は僕にとって本当に重要だ。僕の夢は最後までこのチームと一緒にいることだ」
ジンにトニックウォーターやライムを加えて作られるこのカクテルはフェルスタッペンのお気に入りのようだ。
伊紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると角田裕毅はイタリアのトレントで行われたイベントの中で、フェルスタッペンが所有するプライベートジェット機での移動中にジントニックの素晴らしさを知ったとして、「これについては彼に未来永劫、感謝することになると思います」と語った。