ブレンドン・ハートレー「予選も決勝も期待できる!目標はポイント獲得」

サングラスをかけたブレンドン・ハートレー、2018年F1バーレーンGPにてcopyright Red Bull Content Pool

一年前にF1デビューを果たした思い出の地へ。トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、COTA=サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される2018年FIA F1世界選手権第18戦アメリカGPに先立って抱負を語った。

ハートレーはスーパーフォーミュラ最終戦への出場を優先したピエール・ガスリーの代役として、昨年のアメリカGPで9年ぶりにF1マシンをドライブ。予選18番手から13位完走を果たした。

ホンダの最新版アップグレードエンジンを手にしたトロロッソは、前戦日本グランプリ予選で6・7番手の好走を披露。ハートレーは今回のアメリカGPでも同じように高いパフォーマンスが発揮できると予想しており、決勝でのポイント獲得に大きな期待を寄せている。

アメリカGPでは、今シーズン殆どアップデートが入らなかったシャシー側にも新しい開発物が投入される予定となっており、改良されたエンジンとの相乗効果で更に大きな改善を果たすかが注目される。副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、ファクトリーでフロントウイングとフロアの開発を進めている事を明らかにしている。

予選も決勝も期待できる!目標はポイント獲得

ブレンドン・ハートレー

アメリカGPでF1デビューしてから一年になるんだね。オースティンは大好きな街だしトラックは楽しいからアメリカGPが楽しみだよ。日本GPでは予選でかなり有望なパフォーマンスを発揮し、僕らトロロッソ・ホンダが前進したことを示す事が出来た。今回の予選も期待できると思うし、日曜の決勝ではポイント獲得を目標にレースに挑むことになると思う。F1参戦1周年は小さなマイルストーンだ。

COTAは色々な特徴を併せ持っている比較的新しいサーキットだ。路面は大きくうねっていて第一セクターはかなり高速だね。日本の鈴鹿サーキットのS字との類似点がある。最初にF1マシンを走らせた時の事は一生忘れる事はないだろうね。セクター1を走っていたらGフォースで首が左に右にと押し付けられて、今にももげそうだったんだ!F1カレンダーの中でもとりわけ印象的なセクターだと思うな。トラック全体がかなりバンピーで、凄くテクニカルなコースだね。


アメリカGPの戦いの舞台となるのはサーキット・オブ・ジ・アメリカズ、通称COTA。元々の地形を利用した高低差が印象的で、ヘルマン・ティルケ設計のサーキットとしては群を抜いて素晴らしい。昨年のグランプリではルイス・ハミルトンが優勝し、メルセデスが4年連続のコンストラクターズタイトルを手に入れた。2位はセバスチャン・ベッテル、3位にはキミ・ライコネンという結果だった。

F1アメリカGPは日本時間2018年10月20日(土)0時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1アメリカGP特集

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