ブレンドン・ハートレー、残留に手応え「2ポイントに相応しい攻めの走りが出来た」

サーキット・オブ・ジ・アメリカズのピットレーンを歩くトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー、F1アメリカGP 2018年10月21日copyright Red Bull Content Pool

パワーユニット及びギアボックス交換のペナルティコンボによって20番グリッドへと沈んだトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、第一スティントに中間コンパウンドの赤色スーパーソフトを選択。オープニングラップで一気に12番手にまで駆け上がると、その後は他者のピットストップ等によって26周目に8番手にまで浮上した。

第2スティントに選んだのは黄色のソフトタイヤ。15番手でコースに復帰すると、前を行くチームメイトのピエール・ガスリーをオーバーテイクし、ピットインで後方に下がったセルゲイ・シロトキン(Williams)、マーカス・エリクソン(Sauber)、ストフェル・バンドーン(Mclaren)から順位を奪い去り、11位でチェッカーフラッグを受けた。

入賞まで一歩及ばなかった…そう思われた矢先に、エステバン・オコンとケビン・マグヌッセンが燃料規定違反によって失格となり、ハートレーの元に9位入賞がこぼれ落ちてきた。第11戦ドイツGP以来のポイント獲得。レースを振り返ったハートレーは「ポイントに相応しい走りが出来た」と語り、来シーズンの残留に向けて手応えを得ていると明かした。

残留に手応え「2ポイントに相応しい攻めの走りが出来た」

ブレンドン・ハートレー決勝: 9位, グリッド: 20番手

今日の自分のパフォーマンスと結果に本当に満足している。2ポイントに相応しいレースだったと思う。必要な時にアグレッシブに走れていたし、タイヤに関しても良い仕事が出来た。チームからのピットコールのタイミングも良かったし、メカニックの皆は素晴らしい作業をしてくれた。チームの努力のおかげだよ!

最後尾から9位だなんて、今日できる最高の結果だよ。今日は攻撃的な走りが出来ていたしレース展開にも満足してる。例えポイントが取れなかったとしても、ここ最近のレースはかなり力強いレースが出来ているし、モチベーションも高い。シーズンの残りのレースと来年について、僕は楽観視してるよ。


56周で争われた決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたフェラーリのキミ・ライコネンが113レースぶりに優勝。2位はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。3位表彰台にはメルセデスのルイス・ハミルトンが滑り込んだ。

セバスチャン・ベッテルが4位に入った事で、ドライバーズタイトルは日本時間29日早朝に開催される次戦F1メキシコGPに持ち越しとなった。

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