ダニエル・リカルド、繰り上がりで2列目をゲット「セブにお礼を言わなきゃ!」
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レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、COTAで行われたF1アメリカGP予選でQ3ラウンドに進出し5番手を獲得。マシンを降りたリカルドは「セブか、スチュワードにお礼を言わなきゃ」と上機嫌に語った。
2番手セバスチャン・ベッテル(スクーデリア・フェラーリ)は、FP1で赤旗減速違反を犯したために決勝では3グリッド降格の5番手に後退。その結果、リカルドは2列目4番手に繰り上がり、ベッテル、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスと並んで、中古のスーパーソフトタイヤでレースをスタートする。
久しぶりの2列目、セブにお礼を言わなきゃ
ダニエル・リカルド予選: 5位, FP3: 6位
2列目からのスタートは久しぶりだよ。セブか、もしくはスチュワードにお礼を言わなきゃ。セカンドロウだとスタートで混戦に持ち込めるからね。ターン1はコース幅が広いし、絶対何か起こるはずだよ。鼻先だけでも突っ込めれば、それだけで嬉しい。そうなるように頑張らなきゃね。
今日のフェラーリとメルセデスは予選で本当に速かったね。彼らの予選ペースは今シーズンずっと頭一つ飛び抜けてるけど、決勝では幾らか取り戻せるかも。スタートで順位を上げられれば向こうも調子が狂うだろうし、表彰台を掴み取れるかもしれない。
僕らはセクター3で強いけど、向こうは最初の2つのセクターで僕らよりも速い。何とか頑張ってみるよ。明日は少し暑くなるって話だから、タイヤを機能させるのがちょっと難しくなるかもね。涼しくなればウルトラソフトでもスーパーソフトでも大した差はないと思うけど。
レッドブルに移籍して以来、ここでは毎年表彰台を狙える位置を確保してきたから、明日も良いチャンスに恵まれる事を祈ってる。もし明日ポディウムのチャンスがあれば絶対に逃しゃしないよ!
ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。2番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3番手はキミ・ライコネンという結果となった。ベッテルは赤旗減速違反のために3グリッド降格の5番グリッドからの巻き返しを狙う。
2018年F1第18戦アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間10月22日(月)3時10分から行われ、1周5516m、反時計回りのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを56周する事で勝敗を決する。