ベッテル、降格組上位で”仕事完遂”…Q1敗退ストロールは二重黄旗で「ラップが台無し」Aston Martin

サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を走行するアストンマーチンAMR21の後ろ姿、2021年10月22日F1アメリカGPにてCourtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

アストンマーチンF1チームは10月23日のF1アメリカGP公式予選でセバスチャン・ベッテルが12番手、ランス・ストロールが16番手を記録した。ストロールは過去4戦で3回目のQ1敗退となった。

ベッテルは5戦連続でQ3に進出していないが、今回は最終ラウンドに進む必要はなかった。4度のチャンピオンは今季4基目となるICE、ターボチャージャー、MGU-H、そして5基目のエキゾーストを開封しており、18番グリッドからスタートする。

チーム代表を務めるオトマー・サフナウアーはストロールについて「運が悪くQ1のベストラップがダブルウェイブのイエローの影響を受ける事となり、Q2に進む事ができなかった」と振り返った。

またベッテルに関しては「セバスチャンはパワーユニットを交換した他のライバル達を上回るという目標を達成した」としながらも「今日の予選は2人にとって悔しいものになったはずだ」と付け加えた。

アストンマーチン:F1アメリカGP予選

セバスチャン・ベッテル予選: 12位, FP3: 11位

特にQ1ではクルマの感触が良かったし、僕らの予選でのペースは有望だった。Q2に関してはもう少しタイムを上げられたと思うけど、グリッド降格ペナルティを受けるから早々とノックアウトしても大差はない。

同じようにペナルティを受けるジョージ(ラッセル)とフェルナンド(アロンソ)より前で予選を終える事が出来たから、やるべき事はやり遂げたし、これで最後尾からスタートせずに済む。多分、18番グリッドからのスタートになるんじゃないかな。

暑くてタフなレースになるだろうし、明日は何が起きても不思議はないと思う。

ランス・ストロール予選: 16位, FP3: 16位

もっと上を目指せるだけのペースがあったから、予選を早々に終える事になって悔しい。

Q1の最終ラップでジョビナッツィが目の前でスピンしたことで、ターン2でダブルイエローフラッグが振られてしまい、ラップが台無しになってしまった。

グリッドペナルティを受けるマシンが多いから、どの位置から決勝をスタートするのかはまだ分からないけど、どこであれ良い結果が得られるように戦うつもりだ。


ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)。3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)という結果となった。

2021年 F1アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間10月25日(月)4時にスタート。1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事でチャンピオンシップを争う。

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