マクラーレン、3戦連続ダブルQ1敗退「良いラップタイムだった」と16番手アロンソ

ドリンクを飲むマクラーレンのフェルナンド・アロンソ、F1アメリカGP 2018年10月19日copyright Mclaren

F1第18戦アメリカGP公式予選に挑んだマクラーレンF1チームは、フェルナンド・アロンソが16番手、ストフェル・バンドーンは最下位20番手に終わり、ロシア、日本に続いて3戦連続のダブルQ1敗退を喫した。

セッションを振り返ったアロンソは「ラップタイムもラップ自体も良かった」とコメント。アロンソはQ1終了間際にラウンド進出圏内にいたものの、最後の最後でブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)に0.088秒差で蹴落とされた。

アロンソ曰く、パッケージが持つ性能は殆ど最大限に引き出しているとの事。今のマクラーレンには、Q2進出に足るパフォーマンスがない事を認めた。

ラップタイムもラップ自体も良かった

フェルナンド・アロンソ予選: 16位, FP3: 20位

ラップタイムに関してもラップそのものに関しても、マクラーレンにとっては良い予選だったと思う。いずれのランもスムーズだったし、トラフィックに捕まることもなかったからね。マシンの感触は良くて機敏に反応してくれた。多かれ少なかれパッケージを最適化する事に成功したんだけど思う。

僕らはドライコンディションでペースがなかったから、これが今日できる精一杯の結果だよ。ミッドフィールドは大接戦だった。僕は1000分の数秒の差でQ2進出を逃したし、11番手まではコンマ1・2秒の差しかなかった。

明日は接戦になってくれると良いね。そうすれば最終的にポイント圏内を目指して戦えるだろうから。傾向として僕らは決勝の方がペースが若干良いから、スタートを上手にやって正しい戦略を取り、前の連中に何かがあれば、順位を挽回できる可能性がある。

練習走行がウエットコンディションだったせいで、タイヤのデグラデーションや何かについてデータが取れてないから、明日は不確定要素を抱えてのレースになる。でも、そのおかげで違うアプローチを取れる余地があるってものだし、幾らかポジションを取り戻せるかもしれない。


ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。2番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3番手はキミ・ライコネンという結果となった。ベッテルは赤旗減速違反のために3グリッド降格の5番グリッドからの巻き返しを狙う。

2018年F1第18戦アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間10月22日(月)3時10分から行われ、1周5516m、反時計回りのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを56周する事で勝敗を決する。

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