角田裕毅、未経験のCOTAに素早く順応「本当に楽しかった」2日目に向け更なる改善に期待
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アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)未経験ながらも素早く順応し、10月22日(金)に行われたF1第17戦アメリカGPの初日プラクティスを堪能したようだ。
セッションを終えた角田裕毅は「オースティンでの初日は本当に楽しかったです。僕にとっては未経験の新しいコースですが、すぐに適切なアプローチを見つけることができたのでドライブしていて楽しかったです」と1日を振り返った。
角田裕毅はFP1で18番手、FP2でも16番手とタイムシート後方に沈んだが、セッションを通して自己ベストを0.971秒縮めた。チームメイトのピエール・ガスリーの改善幅は0.369秒で、着実にコースに適応している事を感じさせた。
とは言え予選が行われる2日目に向けてのハードルは決して低くはない。特にリアタイヤのオーバーヒートもあり、アルファタウリのドライバー達はオーバーステアを抱えたAT02に手を焼いていた。角田裕毅は2日目に向けてやるべき仕事が山積みだと語る。
「今のところはクルマのペースが十分ではありませんし、ターン19のトラックリミットにも手を焼いていますので、今夜は様々な事に取り組まねばなりません」
「洗いざらいデータを分析して、明日は力強いパフォーマンスが取り戻せる事を祈っています」
初日をトップで締め括ったのはセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)。2番手ランド・ノリス(マクラーレン)を0.257秒差で退けた。3番手には0.364秒遅れでルイス・ハミルトン(メルセデス)が続く結果となった。
F1アメリカグランプリ3回目のフリー走行は日本時間10月23日(土)27時から、公式予選は同30時から各々1時間に渡ってサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催される。