トロロッソ・ホンダ、ガスリーが中団最速を連取…ダブルQ3進出に自信 / F1アメリカGP《初日》
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F1第19戦アメリカGP初日プラクティスに挑んだトロロッソ・ホンダ勢は、2回のセッションで共に、ピエール・ガスリーが中団グループ最速のポジションを確保。コンストラクターズ5位が懸かるこの大事な時期に、ライバルに対して非常に印象的なパフォーマンスを見せつけた。
ガスリーは午前のセッションでトップから1.2秒遅れの4番手をマーク。メルセデス勢が来季ピレリタイヤのテストに励んでいたが故のタイムシートではあるものの、ライバルを寄せ付けぬ速さを披露した。ガスリーは続くFP2でも1.2秒遅れの7番手タイムを刻み、シニアチームのアレックス・アルボンに対して、1000分の75秒差に迫った。
車体パフォーマンス部門を率いるギヨーム・デゾテウスは、「2回のセッションを共に非常に生産的に終える事が出来た。ドライバー、エンジニア双方がプログラムを消化できたし、このコンディションに合った適切なバランスを見いだせた」と述べ、バンピーな路面に対するセットアップが上手く機能しているとの考えを示した。
また予選の目標については「明確だ。できるだけ前のグリッドを獲得できるよう全力を尽くす。2台揃ってQ3に進出出来るはずだ」と語った。
トロロッソ:F1アメリカGP初日
ピエール・ガスリーFP2: 7位, FP1: 4位
今日のセッションでは4番手と7番手だったし、凄く良い1日になったよ。クルマのフィーリングは本当に良いし、FP1からFP2に向けて施したセットアップの方向性にも満足してる。自分好みのマシンに仕上がってきているし、良い感じだよ。
明日は今日とはコンディションが若干変わるみたいだから、考えうる全ての変化を想定した上で、それに合うようにマシンを調整する必要がある。今日と同じようなパフォーマンスを確実に発揮できるようにしなきゃならないし、土曜と日曜も今日みたいなポジションを獲得できるだけのマシンに仕上げなきゃね。
このコースはホントかなり独特だよね。僕の好きな高速コーナーもあるし、ここでのドライビングを心から楽しんでるよ。
ダニール・クビアトFP2: 12位, FP1: 11位
いつもと変わらない、ありきたりな金曜日だったよ。計画していたプログラムを消化して、予定していただけの周回を重ねた。幾つか改善できるコーナーがあるから、それがクリアできれば何も問題はないはずさ。
初日をトップで締め括ったのはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手シャルル・ルクレールと3番手マックス・フェルスタッペンに対して0.3秒差をつけたが、タイム計測の際にバックストレートでスリップストリームの恩恵を受けており、トップ3は拮抗している。
2019年F1アメリカグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間11月2日(土)27時から28時まで、公式予選は同30時から1時間に渡ってサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される。