7番手アロンソ「まだコンマ数秒引き出せる。どう転がっても決勝への期待は高い」F1アメリカGP 2017《初日》
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2017年F1アメリカGPの初日を7番手で締め括ったフェルナンド・アロンソは、まだまだタイム改善の余地は大きくコンマ数秒は引き出せると自信をみせる。午前のセッションではチームメイトのストフェル・バンドーンが5番手タイムを記録、要らぬトラブルがあったとは言え、マクラーレン・ホンダは好調な週末の始まりを切った。
FP1ではオイルリークに見舞われ僅か4周しか走れず20番手となったものの、新型フロントウイングをつけてコースに出たFP2では、最速ハミルトンから1.6秒落ちで3強チームの後方7位につけた。
初日を終えた時点では、ブレンドン・ハートレー、ニコ・ヒュルケンベルグらがエンジン交換によってグリッド降格する事が決定している。また、走行距離のかさんだパワーユニットを使うマックス・フェルスタッペンにも、ペナルティーの可能性が見込まれている。
直近のライバル勢に処罰が科される事を考慮すれば、予選がどのようなシナリオを辿ったとしても決勝のスタートは希望に満ちている、とアロンソは語る。グランプリ初日を終えてアロンソがコメントを発表した。
今季最大のチャンス到来
フェルナンド・アロンソFP1: 20位, FP2: 7位
今朝の最初のセッションはハイドロ系の問題が出てしまい台無しさ。来年のためのものを含めて幾つかテストしなきゃならないアイテムがあったから、走れなかったのはかなりの痛手だよ。2回目のセッションで挽回しようと思ったけどそれも難しかった。次のメキシコGPで再度テストしてみるよ。
まだまだマシンからタイムを絞り出せると思うよ。コンマ数秒はあるね。まあ皆もその位は削ってくるだろうけど。
フェルスタッペンとヒュルケンベルグがペナルティーを受けるのは分かってるから、明日予選でQ3にいければかなり良いグリッドからレースを始められるね。仮にQ2で敗退したとしても、新しいタイヤセットで8番とか9番グリッドからスタートできるし、いずれにしてもかなり良い。
今季のマシンでCOTAを走る気分は最高だよ。特に第一セクターの高速コーナーを通るあたりなんかは今までよりも遥かに楽しい。去年よりもバンプが多いから、ステアリングとシートベルトをしっかりと締め付けて走ったよ。でもね、本当に楽しいんだ!
2017年第17戦F1アメリカGP三回目のフリー走行は、10月22日(日)午前1時から、予選は同日6時からサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われる。