13番手アロンソ「入賞のためには1周目が決定的に重要、諦めるつもりはない」Mclaren
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母国F1イギリスGPの予選に挑んだマクラーレンF1チームは、フェルナンド・アロンソが13番手、ストフェル・バンドーンが17番手と煮え切らないリザルトに終わった。
スポーティング・ディレクターのジル・ド・フェランは「今週末はストフェルのガレージが苦戦。改善のために調査を続けているが、ペースに関しては小幅ながらもライバルに近づいている」と述べ、一定程度前進しているとの認識を示した。
F1イギリスGP予選を終えて
フェルナンド・アロンソ予選: 13位, FP3: 13位
今週末は概ね悪くないね。予選もぼちぼちだったし。まだコンマ数秒失ってるけど、13番手はポイント獲得に有望なポジションだしクリーンな側からスタートできるから、とりあえず目標達成ってところかな。
僕らマクラーレンにとって土曜のパフォーマンスはいつも良くない。毎回概ね予選は13番手前後だしね。でも、日曜日には改善傾向にあるし、明日のレースでもそれを目標にするよ。
ここは1周がすごく長い上にエアロの効率性とエンジンパワーの両方が求められるから、かなり複雑なサーキットなんだけど、諦めないで戦うつもりだ。
高速コーナーのせいで前走のマシンについていくのが難しいからスタートが決定的に重要になる。1周目にどのポジションにつけるかが重要だし、その後は戦略とタイヤマネジメントが鍵を握るだろうね。
異様に暑いから1ストップ戦略だとデグラデーションがキツそうだよね。ポイントを獲得するためにも、集中してレースに挑む必要がある。
ストフェル・バンドーン予選: 17位, FP3: 18位
今日はもっと上を目指せたはずだけど、FP3でマシンに良い感触が得られず、グリップにかなり苦戦してたんだ。真っ当に走れないような状態だったから攻めることが出来なくて、本来のペースを示せなかったんだ。こういう形で予選が終わってしまい残念だよ。
今朝の段階からハンドリングに大きな問題を抱えてて、ほとんどまともにドライブできないような状態なんだ。理由を解明して原因を理解しなきゃならない。ライバルには明らかにペースがあったし、僕にとってはタフでストレスの溜まる1日になってしまった。
基本的には、表面的な結果よりもずっと良いはずなんだ。昨日のセッションの後にチームから2台のマシンの間のパフォーマンスについての説明があって、今朝2台のセットアップを同じにしたんだけど全然上手くいかず、予選までに問題を特定できなかったんだよ。予選でもフィーリングは本当に悪かったし、あれ以上は何も出来なかった。明日までに何が悪かったのかを見つけられるよう祈ってる。
ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。1000分の44秒差で2番手フェラーリのセバスチャン・ベッテルを退けた。3番手にはキミ・ライコネン。チームメイトには惜しくも1000分の54秒届かなかった。
2018年F1イギリスグランプリ決勝レースは、日本時間7月8日(日)22時10分にスタート。1周5,891mのシルバーストンサーキットを52周する事で勝敗を争う。