スピンで始まる”厳しい1日”、それでも角田裕毅は「クルマに概ね満足している」とRBパーメイン
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RBのレーシング・ディレクターを務めるアラン・パーメインによれば、Q1敗退ラインの16番手に留まったものの角田裕毅(RBフォーミュラ1)はシルバーストンでのVCARB 01に「概ね満足している」という。
角田裕毅はFP1の開始9分、ルフィード(ターン7)の進入で遅れてリアを失いグラベルに囚われたことで早々にセッションを終えた。そしてFP2ではトップ10から0.451秒遅れの16番手に留まった。
角田裕毅の1日についてパーメインは「スピンによりユーキは最初のセッションのほとんどを失うスタートとなり、我々は厳しい一日を過ごすこととなった」と説明した。
「その結果、彼は準備不足の状態でFP2に臨むことなり、最大限の力を発揮することができなかったが、それでも彼はクルマに概ね満足している」
FP1を13番手、FP2を19番手で終えたリカルドについては「ダニエルはリアの不安定さに苦戦した。ラップタイムをロスしている低速パフォーマンスを改善するために夜通し作業に取り組まなければならないことは明らかだ」と振り返った。
「今週末は2日間共に雨が降るとの予報が出ているため、天候を考慮した上でクルマをセットアップする必要がある。ドライバーたちが明日、Q3に進めるよう、全てを完璧に整えていかなければならない」
2024年F1イギリスGPの初日FP2をトップで締め括ったのはランド・ノリス(マクラーレン)。チームメイトのオスカー・ピアストリをコンマ3秒差で2番手に退けた。3番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が続く結果となった。
FP3は日本時間7月6日(土)19時30分から、公式予選は同23時から1時間に渡ってシルバーストン・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。