初日最速のフェラーリ「今のところ万事OKだけど、序列を判断するのは時期尚早」
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スクーデリア・フェラーリ勢は7月6日(金)のF1イギリスGP初日セッションで、セバスチャン・ベッテルが1分27秒552のトップタイムを記録。キミ・ライコネンが0.493秒遅れの4番手タイムをマークし初日を締め括った。
F1イギリスGP初日を終えて
セバスチャン・ベッテルFP1: 3位, FP2: 1位
今日は主にデータ収集に集中していてあまり状況をちゃんと見てないし、2つのセッションだけじゃ時間も限られてるから、今の時点で何かを判断するのは難しいよ。重要なのは、僕らが良い一日を過ごせたって事さ。マシンに施したものは全て上手く機能してるし、乗ってすぐにマシンバランスに満足する事が出来た。それにセッション開始早々から良いリズムが掴めたしね。
3つ目のDRSゾーンについては色んな事が言われてるけど、ダウンフォースを削る事に関しては小規模なチームより僕らの方が楽に出来るだろうね。彼らのマシンはもともとダウンフォースが不足気味だから。いずれにしてもレースになるまでは何とも言えないかな。
キミ・ライコネンFP1: 5位, FP2: 4位
ごく普通の金曜日だったよ。いろんな物事や解決策を試したりしながら、出来る限り多くの事を学ぼうとトライした。まだ幾つかやるべき仕事が残ってるけど、今のところ万事OKって感じだね。路面が再舗装されたわけだけど、幾らかバンピーになってる。でも、コースをぐるぐる回ってる時はいつもそんな風に感じるものさ。ちょっと変な感じもするけど、結果的には良くなってると思うよ。グリップも上がってることだしね。
新しく追加されたDRSゾーンがオーバーテイクのチャンスにつながるのかどうかは僕にはよく分からないけど、マシン次第なんじゃないかな。プラクティスの間はウイングを閉じた状態で走ったよ。ウイングをオープンにして走ってもラップタイムに大して変化はなさそうだったし、走るのが難しくなるだけだしね。
F1イギリスGP 3回目のフリー走行は、日本時間7月7日(土)19時から、公式予選は同22時からスタートする。