ミハエル・シューマッハの家族に対する恐喝容疑で男2人が逮捕
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独日刊紙ビルドによると、7度のF1ワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハの家族を恐喝した疑いで2人の男が2024年6月20日(木)、現地警察に逮捕された。
警察の広報担当は、有名人に対する恐喝事件を捜査中で、これに関連して逮捕者が出たことを認めたが、その有名人の名前は明かしていない。
報道によるとノルトライン=ヴェストファーレン州外で逮捕された2人の男は数百万ユーロ(約1億7千万円~)を要求していたという。
シューマッハの家族が恐喝に遭うのはこれが初めてではない。
ロイトリンゲン地方裁判所は2017年、当時25歳だった塗装工の男に対し、恐喝未遂の罪で1年9ヶ月の執行猶予付き判決を言い渡した。また、4,500ユーロ(約76万円)の罰金と50時間の社会奉仕活動を命じた。
男はシューマッハの妻、コリーナさんにメールを送り、子供たちを殺害すると脅迫して90万ユーロ(約1億5千万円)を要求したが、メールに銀行口座番号が記載されていたため、すぐに逮捕された。
今年1月に55歳となったシューマッハは2013年12月にフランス・アルプスでスキー事故に遭い頭部を負傷。以降、公の場に姿を見せていない。