角田裕毅、台湾F1デモ走行でレッドブルRB8炎上のトラブル
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台湾第二の都市、台中で行われたレッドブル・ショーランのデモ走行中に、角田裕毅(RBフォーミュラ1)がドライブするレッドブルRB8のリアから炎が上がるアクシデントが発生した。
公道を完全封鎖して行われた2024年9月28日のイベントで角田裕毅は、レッドブル・カラーのレーシングスーツを着用し、ルノーのV8自然吸気エンジンを搭載する2012年のチャンピオンマシンのステアリングを握った。
数回に渡ってドーナツターンを披露した後、クルマが停まると、レッドブルのメカニックが駆け寄り、車体後部に消火剤を噴出した。角田裕毅に怪我はなかった。
イベント協賛企業の一つ、現地TVBSニュースが公開した以下の映像には、レッドブルのリアから黒煙と炎が上がる様子が収められている。
F1マシンはショーランでの走行を前提に設計されておらず、同様のイベントでトラブルが発生するのは決して珍しいことではない。
イベントを終えた角田裕毅は、「応援ありがとうございました。みなさんが、台湾での初のF1走行を楽しんでいただけたなら幸いです」と語り、ホンダのシビックe:HEVに乗って会場を1周し、集まったファンに手を振り、感謝を伝えて回った。