角田裕毅、駆動系トラブルを経てエンジン含むPUコンポーネントを交換…マグヌッセンも / F1サウジアラビアGP
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F1サウジアラビアGPの初日FP2で発生した駆動系トラブルを経て、スクーデリア・アルファタウリは3月26日(土)のFP3に向けて角田裕毅駆る22号車のパワーユニットを交換した。
テクニカル・デリゲートのジョー・バウアーによるとチームは今季2基目となるICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エキゾーストを開封した。油圧系統のトラブルで初日の大半を棒に振ったハースのケビン・マグヌッセンも2基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)に換装した。
1週間前の開幕バーレーンGPを入賞で締め括った角田裕毅は、サウジでの初日FP1で6番手をマーク。FP2でもチームメイトのピエール・ガスリーを1000分の77秒差で上回る10番手を刻んで好調さを示したものの、チェッカー直前に「トラブル!トラブルだ!」と報告。チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは駆動系にトラブルが発生したと説明した。
なお、ガスリーは前戦バーレーンGPでバッテリートラブルによるショートによってリアが炎上するアクシデントに見舞われ、サウジでの週末に先立ってフルコンポーネントを交換している。