角田裕毅と宮城光、2024年グッドウッドでホンダF1「RA272」をドライブへ

1965年型F1マシン「ホンダRA272」の正面ショット、2019年10月8日(火)Courtesy Of Red Bull Content Pool

7月11日~14日の4日間に渡って行われる世界屈指のモータースポーツイベント、2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FoS)で、角田裕毅(RBフォーミュラ1)と宮城光が1965年のホンダRA272をドライブすることが明らかにされた。

これはホンダのF1参戦60周年記念の一環として行われるもので、ホンダは電動スポーツのコンセプト「プレリュード・コンセプト」を欧州初公開するほか、欧州向けEVモデルの「e:Ny1」や、1959年のロードレーサー「RC142」を含むグランプリバイクの展示などを予定する。

そして13日(土)には宮城光が、14日(日)最終日には角田裕毅がそれぞれ、ヒルクライムでRA272をドライブする。

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1965年型F1マシン「ホンダRA272」の左斜め前方ショット、2019年10月8日(火)

1.5リッターV12エンジンを搭載するRA272は、1965年のF1世界選手権に投入されたマシンで、同年の最終戦メキシコGPでリッチー・ギンサーがホンダにF1初優勝をもたらしたことでも知られる。

同じく14日にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がレッドブルRB16Bでヒルクライムに挑戦する。F1ワールドチャンピオンとしては他に、2005年と2006年の王者フェルナンド・アロンソが新型アストンマーティン・ヴァリアントを、1974年のF1を制したエマーソン・フィッティパルディが当時の愛機マクラーレンM23をドライブする。

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1965年にホンダがF1初優勝を飾った際の「Honda RA272」をイメージしてデザインされた2021年F1トルコGP仕様のレッドブル・ホンダRB16B

フェルスタッペンの僚友セルジオ・ペレスはRB19で、角田裕毅の僚友ダニエル・リカルドは2011年のRB7でヒルクライムを走る。ウィリアムズのアレックス・アルボンとローガン・サージェントは、ケケ・ロズベルグが1982年のチャンピオンシップを制したFW08をドライブする。

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