スクーデリア・フェラーリ、68代目の2022年F1マシンは「F1-75」

スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」を告知するグラフィックCourtesy Of Ferrari S.p.A.

スクーデリア・フェラーリは2月1日(火)、カルロス・サインツとシャルル・ルクレールがドライブする2022年のF1マシンを「F1-75」と命名した事を明らかにした。

マラネロが放つF1マシンとしては68代目となるが、今年は跳馬にとって75周年のアニバーサリーだ。エンツォ・フェラーリの手によってフェラーリ初の量産車「125S」に初めて火が入れられたのは1947年3月12日の事だった。

昨年型は「SF21」。一昨年は「SF100」。フェラーリF1マシンのネーミングは一貫性がない事で一貫している。

ジョン・エルカン会長は「競争と革新を象徴するF1は常にフェラーリの根幹であり、また、我々のロードカー技術開発の原動力となってきた」と語る。

「初の量産車がファクトリーから出荷されて75周年を迎える今年、そのスピリットに敬意を表し、2022年のF1チャレンジャーを”フェラーリF1-75”と命名した」

今季より導入された革新的なテクニカル・レギュレーションに基づき設計・開発が進められているF1-75は、2月17日の中央ヨーロッパ時間14時、日本時間22時にオンラインで発表される。

シーズンは3月20日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕を迎えるが、それに先立って2月23~25日までバルセロナで最初のテストセッションが行われ、3月10~12日にバーレーンで2回目のテストが予定されている。

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了