ランス・ストロール、ホンダ搭載の2026年もアストンマーチンからF1に参戦

レース前グリッドで水分を補給するランス・ストロール(アストンマーチン)、2024年5月5日F1マイアミGP決勝レースCourtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

アストンマーチンF1チームは第11戦オーストリアGPの開幕を翌日に控えた2024年6月27日(木)、レギュラードライバーを務めるランス・ストロールとの複数年に渡る契約延長を発表した。

この新しい契約により25歳のカナダ人ドライバーは、父ローレンスが所有する英国シルバーストンのチームに少なくとも2026年まで留まる。

アストンは現在、メルセデスからF1パワーユニットの供給を受けているが、次世代パワーユニットが導入される2026年よりホンダとパートナーシップを組む。

ストロールがこのチームに加わったのは当時レーシングポイントと呼ばれていた2019年のことだった。その前年にこのチームを買収したローレンスは後に英国の自動車メーカー、アストンマーチンを買収。これに伴いレーシングポイントからアストンマーチンへとチーム名称を変更した。

2度のF1王者フェルナンド・アロンソは今年4月、アストンと複数年の契約延長に合意した。こちらも少なくとも2026年までチームに留まることから、チームは3シーズン連続でドライバーラインナップを維持することになる。

ストロールについてチーム代表を務めるマイク・クラックは「彼はこのチームの構築において重要な役割を果たしてきた。彼の技術的なフィードバックとシミュレーターでの真剣な取り組みは、毎シーズンに渡ってクルマの継続的な開発に貢献してきた。ランスとフェルナンドの両方がチームに残ることで一貫性と安定性が得られる。これは我々の野望を実現するための素晴らしい基盤となる」と語った。

ストロールはこれまでに150戦以上のF1レースに出場し、3回の表彰台を獲得しているが、ワークスチームのドライバーを務めるに相応しいトップドライバーとは見なされていない。

F1オーストリアGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了