レッドブル、1周足らずW表彰台逃すも「ホンダF1との10勝目に真の達成感を感じている」とホーナー

表彰台セレモニーを見守るレッドブル・ホンダのクリスチャン・ホーナー代表、2021年6月27日F1シュタイアーマルクGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

ピットストップでの3秒近いタイムロスにより、0.527秒及ばずダブル表彰台を逃したものの、F1第8戦シュタイアーマルクGP決勝レースはレッドブル・ホンダ、マックス・フェルスタッペンの圧勝という形で幕を下ろした。

ポールポジションのフェルスタッペンは危な気なく1周目のターン1をトップで通過。その後はじわじわと後続を引き離し、耐え切れずに先にピットに動いたライバルを待って1回目のピットストップを行う余裕すらあった。

ハードタイヤに履き替えると第2スティントでも抜きん出たペースを発揮し、2位ルイス・ハミルトン(メルセデス)に35.743秒という大差を付けてトップチェッカーを受けた。

2019年のパートナーシップ締結以来、パワーユニットサプライヤーのホンダと共に成し遂げた通算10回目の優勝だった。レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は達成感と満足感に溢れている。

「最高の1日だ! 自分達のホームトラックでの勝利であり、4連勝であり、ホンダF1との10勝目に真の達成感を得ている。マックス(フェルスタッペン)は冷静な走りで先頭を走り抜いてくれた」とホーナー。

「今シーズンのこれまで中で最も力強いレースだった。マックスは今季初めてルイス(ハミルトン)に対してギャップを作り、彼との間にフレッシュエアを流すまでに差を広げてみせた」

惜しむらくはもう一台のRB16Bを駆ったチームメイトのセルジオ・ペレスだ。10周目にランド・ノリス(マクラーレン)を交わしてチームの期待に沿うパフォーマンスを示したものの、ピットストップの際に左リアタイヤが外れないアクシデントに見舞われ、交換作業に4.8秒もの時間を要し、これによりバルテリ・ボッタス(メルセデス)にオーバーカットを許した。

ペレスはその後、ボッタスより速いペースを刻んで猛追するも追い抜くまでには至らず、チームは55周目にペレスを再びピットに入れ、新品ミディアムによる変則的2ストップでの逆転を狙ったが、惜しくもコンマ5秒届かなかった。

ホーナーは「チェコ(ペレス)は表彰台に相応しい走りをしていたにも関わらず、ピットストップで僅かにタイムを失いボッタスに先行を許してしまった。本当に悔やまれる」と続ける。

「我々は2ストップへと切り替える決断を下し、チェコは終盤に向けてバルテリ(ボッタス)に迫る素晴らしい仕事をしてくれたが、やり遂げるには後もう1周必要だった」

ホーナー、メルセデスの”開発終了”は嘘

8戦を終えて5勝を飾ったレッドブル・ホンダ。ドライバー及びコンストラクターの両チャンピオンシップでの首位を維持し、1週間後に控える同じレッドブル・リンクでの2レース目に臨む。

ホーナーは「ミルトンキーンズの連中のモチベーションは空のように高い。誰もがパンデミックという困難に直面しているものの、チームは途方もない水準で仕事をこなしてくれている」と揺るぎない自信を示す。

「シャシーとパワーユニット双方におけるハードワークは最高潮に達しており、チーム内、そしてドライバー間には素晴らしいハーモニーが溢れている」

F1シュタイアーマルクGP特集

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