トロロッソ・ホンダ、F1スペインGPで大クラッシュ…マシン後部が完全に破壊。赤旗でセッション終了

F1スペインGPで大クラッシュを演じたトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーcopyright F1

5月12日(土)に行われたF1スペインGP3回目のフリー走行終盤に、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーがリアタイヤを滑らせ250km超の高速で壁に激突、息を呑む大クラッシュが発生した。

衝撃の大きさを物語るかのように、STR13のマシン後部は完全に破壊され、車両全体が全損レベルの損傷を負った。幸いにも、ハートレーに深刻な怪我はないようで、自力でマシンから脱出。メディカルカーでメディカルセンターへと搬送された。FIAの報告によれば、ハートレーに大きな問題はないという。


© SkySportsF1、クレーンで吊るされるSTR13、衝撃の大きさを物語る著しい損傷

コース上には赤旗が振られ、セッションは再開することなくそのまま終了となった。マシンの損傷はリアのみならず全体に至っている可能性があり、ギアボックスはもちろん、エンジン交換を強いられるのは必至。2時間後に迫った公式予選までの復旧は不可能となり、ハートレーは予選を欠場する事となった。

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