クビアト、トップ10圏内をキープ「予選に向けて更に改善できる」F1スペインGP《初日》
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10日(金)のF1第5戦スペインGP初日プラクティスを、10番手で締め括ったトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、スターティンググリッドを争う予選セッションに向けて更に改善出来る、と語り自信を覗かせた。
巧妙なリアウィングをはじめとする幾つかの空力アップデートを持ち込んだトロロッソは、午前のFP1でその効果を検証。FP2に向けてセットアップを大きく変更し、パフォーマンスを向上させる事に成功した。クビアトは両セッションで共にトップ10をキープした。
ロマン・グロージャン曰く「全く別のマシン」と化したハースVF19のスピードを捉える事は厳しいだろうが、クビアトよりも一つ前のポジションに付けたマクラーレンとのタイム差は僅かに1000分の64秒。クビアトの照準は予選Q3進出に定められている。
トップ10圏内をキープ「予選に向けて更に改善できる」
ダニール・クビアトFP1: 9位, FP2: 10位
レースウイーク初日を生産的な形で終える事が出来た。深刻なトラブルなく多くの周回をこなせたし、ベストなセットアップを見つけるために必要な有益なデータを集める事が出来た。今夜分析に取り組むつもりだ。
ミッドフィールドは凄い接戦になっているけど、こういった混戦の中ではコンマ1秒という僅かなギャップが大きな意味を持つ。僕としては、明日は今日よりも更に前進できると感じている。
初日をトップで締め括ったのは今季好調を示しているランキングリーダーのバルテリ・ボッタス。チームメイトのルイス・ハミルトンを1000分49秒遅れの2番手に従えて、シルバーアローが1-2体制を築いた。
F1スペイングランプリ3回目のフリー走行は、日本時間5月11日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってカタロニア・サーキットで開催される。