ハミルトン意気消沈「どんなに足掻いても抜けなかった…」高くついた2度のミスを謝罪

シンガポールGPを終えて車から降りるメルセデスのルイス・ハミルトンCourtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

2009年、2014年、そして2017・18年と、過去にマリーナベイ市街地コースを4度制した経験を持つルイス ハミルトン(メルセデス)は2度に渡るミスが大きく響き、今季予選最高成績の好機を活かせずF1シンガポールGPを9位で終えた。

2列目3番グリッドに並んだハミルトンは1周目のターン1でカルロス・サインツ(フェラーリ)に前を許し、その後はペースの上がらない跳馬に前を塞がれ続けた。

まずは追い抜きあぐねていた33周目、ターン7へのアプローチの際にタイヤをロックアップさせてテックプロに真正面から衝突。フロントウイングを損傷してピットインを余儀なくされた。

このミスで3番手から9番手に転落するも、今日のレースはそれだけでは終わらなかった。

残り1周、前を走っていたセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)に仕掛けた際に止まりきれずオーバーラン。背後のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にポジションを奪われた。

2度に渡ってミスを冒したものの、ウィナーのセルジオ・ペレス(レッドブル)が「みんな過小評価しているようだけど…」と指摘したように、7度のF1王者ですら足元をすくわれるほど過酷なコンディションだったと言う方が適切だろう。

レース後のインタビューに応じるハミルトンは「全く悪い日だった。正直言って、かなり酷い日だったよ…」と言葉少なげに語り、気落ちした様子をうかがわせた。

チームのみんなに申し訳ない

ルイス・ハミルトン決勝: 9位 / 予選: 3番手

今週末の僕らはかなり堅実なスタートが切れたと思っていたけど、最終的には本当に残念な結果に終わってしまった。どんなに足掻いても兎に角、追い抜けなかった。

今日は誰が最初にスリックタイヤに履き替えるかが焦点で、カルロス(サインツ)との駆け引きになるはずだったし、それを狙っていたのに、ターン7の進入でロックアップしてしまいパーになってしまった。

少し意気消沈してるけど、また立ち上がって頑張るつもりだ。チームのみんなには申し訳ないと思ってる。もっと多くのポイントを獲得することができなくて残念だ。

でも僕らは共に学び、そして挽回する。今週末からは学ぶべき事がたくさんある。次の鈴鹿が楽しみだ。


6台がリタイヤを強いられた大波乱の2022年F1第17戦シンガポールGPの決勝レースを制したのはセルジオ・ペレス(レッドブル)。2位にシャルル・ルクレール、3位表彰台にカルロス・サインツとフェラーリ勢が続く結果となった。

鈴鹿サーキットを舞台とする次戦日本GPは10月7日(金)のフリー走行1で幕を開ける。

F1シンガポールGP特集

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