アレックス・アルボン、キャリア最高位6番手「少し自信を取り戻した」F1シンガポールGP《予選》
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レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンが、マリーナベイ市街地コースで開催された21日(土)のF1シンガポールGP公式予選を振り返った。
アルボンは初日2回目のセッション中に、ターン10でコーナーを曲がりきれずにクラッシュ。フロントウイングは破損し、チームメイトのマックス・フェルスタッペンには1秒引き離されるなど厳しい状況にあったが、予選では0.598秒遅れまで改善。キャリアベストとなる6番手を獲得した。
初日のクラッシュについて「少し凹んだ」と意気消沈していたアルボンであったが、予選を終えて「少し自信を取り戻せたよ」と語った。
キャリア最高位6番手「少し自信を取り戻した」
アレックス・アルボン予選: 6位, FP3: 5位
クルマと自分との感覚がマッチしない感じがあって、Q1ではマシンバランスに手こずっていたんだけど、最後のアタックに向けていくつか変更を加えたら、マシンパフォーマンスと感触が改善して、僕も自信を取り戻す事ができた。
全ては勉強さ。このコースで速く走るために何が必要のなのか、どうすれば良いのかについて理解を深めているところだからね。明日の決勝は、タイヤがそんなに長くは保たないだろうから戦略が重要になるはずだし、コースはかなりテクニカルだから、長く厳しいレースになる事を覚悟してる。
もっと上のグリッドが得られれば良かったんだけど、まだまだ学習途中だし、そんなに悪い結果じゃないとは思ってる。ネガティブな面じゃなく、ポジティブな部分に目を向けることにするよ。レース前に水風呂に入って、険しいレースに備えるつもりなんだ。
予選では、下馬評で苦戦が予想されていたフェラーリが大方の予想を裏切り、シャルル・ルクレールが3戦連続のポールポジションを獲得。2番手にルイス・ハミルトン(Mercedes)、3番手にセバスチャン・ベッテル(Ferrari)が続く結果となった。
2019年F1第15戦シンガポールグランプリ決勝レースは、日本時間9月22日(日)21時10分から行われ、1周5063mのマリーナベイ市街地コースを61周する事で勝敗を決する。