セバスチャン・ベッテル、F1スペインGPを終え盗難に…iPhoneを使って追跡を試みる

エンジニアと話をするアストンマーチンのセバスチャン・ベッテル、2022年5月22日F1スペインGP決勝レースCourtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

アストンマーチンF1チームのセバスチャン・ベッテルがF1第6戦スペインGP決勝翌日の5月23日(月)に盗難に遭った。機転を利かせてiPhoneで追跡を試みたものの、取り返すには至らなかった。

ベッテルはレース翌日の朝にバルセロナ市内でバックを盗まれた。荷物の中にAppleのワイヤレスイヤホン「AirPods」があったため、ベッテルはiPhoneの「探す」機能を使って盗難物の場所の特定に取り掛かった。

だがチームによると「イヤホンの位置を特定して確認したところ、捨てられていた事が分かり、盗まれたバッグの場所は特定できなかった」と言う。

スペイン国内の報道によると強盗は、ベッテルが移動中に一時的にクルマから降りたスキを突いて車内にあったバックを盗んだ。

ベッテルはGPSデータを確認した後、地元カタロニア警察の忠告を無視して電動スクーターでその場所に向かったと言う。AirPodsは、とある店の花瓶の中に捨ててあったそうだ。

F1ドライバーが強盗・盗難被害にあったのはベッテルを含めて過去1年で3件に上る。

マクラーレンのランド・ノリスは昨年7月のユーロ2020の決勝観戦後に腕時計を盗まれた。フェラーリのシャルル・ルクレールも先月、ファンを装った強盗に遭い、一軒家が建つ程の超高級腕時計を盗まれた。いずれも怪我はなかった。

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