10位ピエール・ガスリー、戒告処分も結果に満足「これ以上、上手くやれたとは思わない」

スプリントに向けてアルファタウリAT03に乗り込むピエール・ガスリー、2022年11月12日F1サンパウロGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

ピエール・ガスリー(アルファタウリ)はF1サンパウロGPスプリント前のレコノサンスラップ中、「不必要に低速」で走行したとして召喚を受けた。ただ、処分は戒告に留まったため、レース停止処分を回避した。

ガスリーのペナルティポイントは累積10点にまで達しており、来年5月までに2点を追加すると1レースの出場停止処分が下される危険水域にある。

レースディレクターのニールス・ヴィティヒはセーフティーカー(SC)ライン間の最低ラップタイムを1分12秒に設定していたが、ガスリーはこの区間を1分14秒185で走行した。

当時、SCライン1の直後のグリッドには何名かの人間が立っていた。この事実を鑑みスチュワードはガスリーを戒告処分とするに留めた。

12番グリッドからスタートしたガスリーは7周目に9番手にまで浮上。残り3周というところでセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)にオーバーテイクを許したが、それでも10位フィニッシュとポジションを上げてみせた。

ヘルメットを脱いだガスリーは「12番グリッドから10位フィニッシュできて満足だ。明日の決勝レースに向けてポジションを順位を挽回することが今日の主な目標だったからね」とスプリントを振り返った。

「スタートは上手くうまくいったし、ソフトタイヤで最後まで走り切るのが大変だったとは言え、力強いポジションで締めくくる事ができた」

「何度か良いバトルもできたし、今日はこれ以上、上手くやれたとは思わない。トップ10から更に上位を懸けて戦えるはずだし、明日はポイントを獲得できるように頑張るつもりだ」


2022年F1サンパウロGPスプリントではジョージ・ラッセル(メルセデス)が逆転優勝。2位にカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位にルイス・ハミルトン(メルセデス)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間11月13日(日)27時にフォーメーションラップがスタート。1周4309mのインテルラゴス・サーキットを71周する事でチャンピオンシップを争う。

F1サンパウロGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了