ピエール・ガスリー、狙い外れて4ポジダウン「まだチェッカーは振られちゃいない」
Published:
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは4番グリッドからF1サンパウロGPのスプリント予選に臨んだものの、4ポジションダウンの8位と厳しい結果に終わった。
チームは角田裕毅共々ガスリーにソフトタイヤを履かせたが、1周目にフェラーリ勢とランド・ノリス(マクラーレン)にオーバーテイクを許した。
その後も全くペースが上がらず、17周目にはルイス・ハミルトン(メルセデス)に追い抜かれ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)から9.102秒と大きく遅れて8位でフィニッシュした。
車両パフォーマンス部門を率いるギヨーム・デゾトゥーは、ガスリーにソフトとミディアムのどちらを履かせるかは「簡単な決断ではなかった」と説明した。
狙いとしては好スタートを切って後続を離し、あわよくばバルテリ・ボッタス(メルセデス)を捉えたいところであったが、現実にはまるで機能しなかった。
まだチェッカーは振られちゃいない
ピエール・ガスリースプリント予選: 8位, FP2: 14位
今日のスタートは酷かった。ターン1までにポジションを3つも落としてしまい、フェラーリの2台やマクラーレンにやり返すだけのペースもなかった。
想定していた形のスタートが切れなかったから、明日に向けてもっと上手くやれる方法を検討する必要がある。
楽な1日じゃなかった。特にソフトタイヤでの最後の数周は本当に厳しかった。
とは言え、まだレースのチェッカーフラッグは振られちゃいない。明日のレースで大きく挽回できるように、今夜は戦略を含めてあらゆる事に取り組むつもりだ。
ポールポジションはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。最前列2番グリッドにはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が並び、2列目3番グリッドはカルロス・サインツ(フェラーリ)、4番グリッドはセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)という結果となった。
2021年 F1サンパウロGP(旧ブラジルGP)決勝レースは、日本時間11月14日(日)26時にスタート。1周4309mのインテルラゴス・サーキットを71周する事でチャンピオンシップを争う。