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フォーミュラ1公式Youtubeアカウントは、1時間に渡って繰り広げられた第16戦F1ロシアGP公式予選の模様を6分14秒にまとめたハイライト動画を公開。週末を通して一番の好天に恵まれたスターティング・グリッド争いは、メルセデス勢がフェラーリを全く寄せ付けず、大差を以てフロントローを獲得するに至った。
Q1突破組が最終ラウンド進出をかけて争う予選Q2では、これまでにない摩訶不思議な光景が広がった。エンジン交換に伴うグリッド降格が決定しているレッドブルの2台とトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーに加えて、スタート時のタイヤ選択の自由を手にしたいルノーの2台がタイム計測を行わず、何らの競争もなく他の10台が自動的にQ3に進出する事となった。
ポールを争うQ3はメルセデスとフェラーリの一騎打ちとなったが、シーズン終盤になろうというこの時期になっても開発の手を緩めず、エアロダイナミクスを見事に改善したシルバーアローが圧倒。フェラーリは完全に蚊帳の外に置かれ、頂上決戦はルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが1000分の数秒を争うチームメイトバトルとなった。