ピエール・ガスリー、中団最速6番手「嬉しいけど喜んでばかりいられない」F1ロシアGP《初日》
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F1第16戦ロシアGP初日プラクティスを6番手タイムで締め括ったピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)はセッションを振り返り、「嬉しいけど喜んではいられない」とコメント。重要視すべきは目先のラップタイムではなく、決勝レースで一貫した速さを刻めるマシン作りだと強調した。
ホンダはソチ・オートドロームで、全4台のマシンに新品のスペック4エンジンを投入。ガスリーは日曜の決勝で5グリッド降格を受けるため、仮に予選で”ベスト・オブ・ザ・レスト”の7番手を獲得しても12番グリッドスタートとなる上に、自身は中古、周りは新品タイヤというハンデを背負う事になる。
嬉しいけど喜んでばかりはいられない
ピエール・ガスリーFP2: 6位, FP1: 12位
今日は本当に良い一日になった。FP1からFP2にかけて上手く改善させる事ができた。正しい方向に進めたみたいだしハッピーだよ。
6番手タイムで初日を終えられて嬉しいけど、僕らは決勝でペナルティを受けることになるから、何よりも大切なことは土曜の予選よりも日曜を優先して、レースで強さを発揮するクルマに仕上げる事だ。
今夜は分析しなきゃらならない事が山ほどあるけど、全体として生産的な一日になったと思う。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)を0.335秒差で退けた。3番手にはコンマ6秒遅れでバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。
2019年F1ロシアグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間9月28日(土)18時から19時まで、公式予選は同21時から1時間に渡ってソチ・オートドロームで開催される。