F1マイアミGP、マクラーレンのダニエル・リカルドに戒告処分

マクラーレンMCL36のコックピットに乗り込むダニエル・リカルド、2022年5月6日F1マイアミGPCourtesy Of McLaren

ギャリー・コネリーを含むF1マイアミGPのスチュワードは7日の最終プラクティスを経て、ダニエル・リカルド(マクラーレン)に今季初の戒告処分を科す裁定を下した。

問題とされたのはFP3終了後のスタート練習だ。カルロス・サインツ(フェラーリ)と同じ側、左側のグリッドについたリカルドは、サインツが加速し始める前に路面を蹴り出し、右側からこれを抜き去った。

レースディレクターのニールス・ヴィティヒはイベントノート第11条2項において「いかなる場合においても、同じ側のグリッドで他の車両が自分の前に止まっている場合は、練習走行を行ってはならない」との通達を出していた。

スチュワードはリカルド及びチーム代表者からの聴取並びに、証拠となる映像を確認した上で「イベントノートに反する方法でプラクティス・スタートを行ったことは明らか」だとして、リカルドに今季初となる戒告処分(ドライビング)を科した。

1シーズン中に5回の戒告を受けると10グリッド降格ペナルティが科せられる。レース中のインシデントにより5回目の戒告処分を受けた場合は、次戦で10グリッド降格となる。なお昨年までは年3回で降格が科されていた。

F1マイアミGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了