30年の歴史に幕か…レプソル、2024年末を以てホンダMotoGPと提携終了との報道

レプソルのルカ・マリーニ、2024年5月11日ロードレース世界選手権(MotoGP)第5戦フランスGPCourtesy Of Honda Motor Co., Ltd

スペインの石油ガス大手レプソルが、ロードレース世界選手権(MotoGP)におけるホンダとの協力関係に終止符を打つ見通しであると英AUTOSPORTが2024年5月28日、報じた。

両社は1995年のスポンサーシップ締結以来、最高峰クラスで優勝183回、表彰台455回、そして世界選手権タイトル15回の成功を収め、今年30年の節目を迎えた。

「レプソル・ホンダ」の名と、そのリバリーは、モータースポーツ界で最もアイコニックなものの一つとしてファンに愛され続けてきた。

しかしながら2020年以降はタイトル争いから遠ざかっており、6度の最高峰クラスチャンピオン、マルク・マルケスは2023年末を以て早期の離脱を決断。今年、グレシーニ・レーシングに移籍した。

報道によるとレプソルは、非化石燃料の普及に力を入れたいと考えており、持続可能な燃料のサプライヤーの一つとして、今後もMotoGPと自社のブランドイメージを結びつけていきたいと考えているとされる。

MotoGPクラスでは現在、燃料のうち非化石燃料が占める割合を40%以上に義務付けており、2027年にはこれを100%にすることを目指している。

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