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F1レギュレーションの中から、サスペンションおよびステアリングシステムに関連する主だったルールを厳選しその要点を以下にまとめる。
サスペンションに関連する主なルール
- 前後のサスペンションが相互接続される様なシステムは禁止
- 前輪に取り付けられたサスペンションは前輪に加えられる負荷でのみ作動するように、後輪についても同様の仕組みでのみ作動するようにすること
- アクティブサスペンションのような、マシンが動いている間に変化し得るサスペンションやジオメトリはすべて禁止
- サスペンションメンバーは対称的な形をしていること
- 各サスペンションには最大6つまでのサスペンションメンバを接続して良い
- サスペンションメンバの非構造部分はボディワークと見なされる
- ホイールは2つのテザーによって車のボディに結合されていること
- テザーは指定の引張強度を満たさなければならず、事故またはサスペンションが破損した場合に、車体からホイールが外れないように設計されていること
- テザーとそのアタッチメントは、事故の際にホイールがドライバーの頭に接触しないように設計すること
ステアリングに関連する主なルール
- パワーステアリングシステムは許可されるが、電子制御は禁止。四輪駆動も禁止。
- 車のステアリングホイール、ステアリングコラム、ステアリングラックはすべてFIA衝撃試験に合格しなければならない
手短に2022年のF1レギュレーションを知りたい方は「2022年F1ルール主要変更点のまとめ」を、より詳しくルールの全体像を知りたい方は「F1ルール完全網羅版」を参照されたい。