角田裕毅、RDSとパートナーシップを締結…レース哲学垣間見える「全開本音トーク」の特別対談動画が公開

角田裕毅(RBフォーミュラ1)とのパートナーシップ締結を告知する株式会社RDS、2024年5月14日Courtesy Of RDS

F1第7戦エミリア・ロマーニャGPを前に角田裕毅(RBフォーミュラ1)が、埼玉県大里郡と東京都渋谷区に事務所を構えるデザインテック企業、株式会社RDSとパートナーシップを締結した事が発表された。

デザイン、データ、テクノロジーを融合した研究開発を強みに、新しいモノ作りのカタチを世界に発信する同社はかつて、伊ファエンツァのF1チーム(トロロッソ、アルファタウリ)とパートナーシップを結んでいた。

Courtesy Of Toro Rosso

トロロッソ・ホンダSTR14のフロントウイングにプリントされた株式会社RDSのロゴ

第6戦終了時点でドライバーズ・ランキング10位につける角田裕毅との契約についてRDSは「モータースポーツの面白さ」を発信し、「日本のデザイン力や技術力を世界に示していく」ためだと説明した。

契約発表に際して角田裕毅は「RDSはF1チームのパートナーをされていたこともあり、共にモータースポーツの世界で戦う身として、共有できるものが多い企業です。RDSと共にファンの皆様を魅了できるような驚きと感動をお届けできるよう、頑張ってまいります」と語った。

また、RDSの代表取締役社長を務める杉原行里氏は「角田裕毅選手はモータースポーツ最高峰F1の舞台で活躍し、世界が注目するレーサーの一人です。以前から共有できるものが多い関係性であると思っていましたが、パートナーシップを結ぶことになり嬉しく思います」と語った。

「最高峰の舞台は最先端の研究開発の場でもあり、それが私たちの未来をつくっていく。これはRDSの哲学です。そして何より“モータースポーツって面白い!” 私自身2023年からFIA-F4でのテスト走行を重ねることで体感していますし、このメッセージを両者で発信していければと思っています」

Courtesy Of RDS

角田裕毅(RBフォーミュラ1)と株式会社RDSの杉原行里代表取締役社長

パートナーシップを記念してRDSは、鈴鹿でのF1日本GP前に収録された角田裕毅と杉原行里代表による「全開本音トーク」を収めたスペシャル対談動画をYouTubeに公開した。動画では、不利な条件で走行を重ねる事で得られる経験の重要性など、角田裕毅のレース哲学を垣間見る事ができる。

RDSはモータースポーツをはじめ、パラスポーツ、医療・福祉など、さまざま分野で研究開発、プロダクト開発を行なっており、モーションキャプチャや各種機械加工、塗装、カーボン成形のためのオートクレーブなど、広範な設備を揃える製作スタジオを埼玉に構えている。

Courtesy Of RDS

株式会社RDSが手掛けた未来のモビリティ「Raptor」と歩行解析ロボット「RDS CORE-Ler」

F1エミリア・ロマーニャGP特集

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