”命運”を左右?RB、6位死守に向けアップグレード…角田裕毅 入賞圏外知らずのF1アメリカGPで

ガレージでシートフィッティングを行う角田裕毅(RBフォーミュラ1)、2024年10月17日(木) F1アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)Courtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅によるとRBは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催される今週末のF1第19戦アメリカGPでVCARB 01に新しいフロアを投入する。

史上最多となる24戦が並ぶ2024年シーズンも6戦を残すばかりとなり、タイトル争いはもちろんだが、中団最速の称号を巡る争いも激化している。

アルファタウリ改め、新生RBは、34ポイントを稼いで現在、チーム史上最高位タイの6位につけているものの、僅か3ポイント差の7位には小松礼雄率いるハースが迫っている。

イベントの開幕を翌日に控えたCOTAで角田裕毅は、新型フロアが持ち込まれたことを明かし、残り6戦で6位を死守すると決意を新たにした。

「今週は新しいフロアが投入されます。上手く機能し、チャンピオンシップ争いで役立つことを期待しています」と角田裕毅は語った。

「現状、ハースを筆頭に、多くのライバルが差を縮めてきています。シーズン前半のように、安定的にトップ10に食い込むためにクルマを改善する必要があるのは明らかですし、特に今後の6レースに向けては、これが命運を左右することになると思います」

角田裕毅はデビュー以来、COTAでポイント圏外に終わったことがなく、2023年大会ではファステスト・ラップも記録した。

好成績の理由について問われた角田裕毅は「そうですね、、雰囲気もコースそのものも大好きですが、何故なのかは分かりません」と笑った。

「どういうわけか、いつも良いのですが、いつだって楽なレースではありませんでした。11番手とか、ポイント圏外あたりからのスタートだったと思いますしね。でも、不思議と毎回、ポイント圏内でフィニッシュしています」

「ポジティブであることは確かですし、今週末は少しばかり自信を持って臨むことができます」

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