F1、2021年に新開催のサウジアラビア含む史上最多の全23戦を計画
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現在計画されている2021年シーズンの暫定版F1カレンダーには、サウジアラビア第2の都市ジッダでの新たな市街地戦を含む、史上最多となる全23レースが並んでいるようだ。
今季のF1カレンダーには当初22戦が並んでいたものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行の影響を受けて5レースが中止され、17戦へと減る事となった。新型肺炎を巡る状況は来年も大きく変わる事はないと見られるが、F1と国際自動車連盟(FIA)は通常に近いスケジュールでのシーズンを目指している。
伝えられるところによると、来季のカレンダーは2020年に当初予定されていた22レースにサウジアラビアを加えた23戦が計画されている。シーズン開幕は3月21日のオーストラリアで、その後にはバーレーン、中国と続き、ハノイ・サーキットでのベトナムGPが初開催される。
ベトナム同様に今季の目玉でありながらも中止を強いられたオランダGPは、スパとモンツァへと続く秋のトリプルヘッダーの初戦として、鈴鹿サーキットでの日本GPは、マリーナベイ市街地コースでのシンガポールGPとソチ・オートドロームでのロシアGPと並ぶトリプルヘッダーの最終戦として計画されているようだ。
各グランプリの概ねの並びは以下と見られる。
- アルバート・パーク・サーキット
- バーレーン・インターナショナル・サーキット
- 上海インターナショナル・サーキット
- ハノイ・サーキット
- カタロニア・サーキット
- モンテカルロ市街地コース
- ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット
- バクー市街地サーキット
- ポール・リカール・サーキット
- レッドブル・リンク
- シルバーストン・サーキット
- ハンガロリンク
- ザントフォールト・サーキット
- スパ・フランコルシャン
- モンツァ・サーキット
- マリーナベイ市街地コース
- ソチ・オートドローム
- 鈴鹿サーキット
- サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
- エルマノス・ロドリゲス・サーキット
- インテルラゴス・サーキット
- サウジアラビア
- ヤス・マリーナ・サーキット
なおF1ブラジルGPの開催地はサンパウロからリオデジャネイロへと変更される可能性が取り沙汰されているが、環境保護団体によるサーキットの建設反対運動に加えて、ブラジル環境保護局(INEA)が10月27日(火)にサーキットの建設認可について取り消しが相当だとする調査結果を報告しており、従来通りインテルラゴスで行われる可能性が高まっている。
またリバティ・メディアのお膝元、アメリカでの第二のグランプリとしてF1は、2021年のマイアミGPの開催に関して地元プロモーターとの間で基本合意に至っているが、暫定カレンダーには含まれていない。