アレックス・アルボン、初のRB16に好感触「RB15の課題点が解決されていた」
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レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、2月20日(木)に行われた2020年F1バルセロナテスト2回目のセッションで初めて今季型マシン「RB16」のステアリングを握った。愛機の感触を確かめたアルボンは、昨年型のRB15が抱えていた課題点が解決されており、好感触を持ったと明かした。
テスト前にシルバーストンで行われたシェイクダウンと昨日のテスト初日は、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが担当したため、アルボンにとってはこの日がRB16での初ドライブだった。アルボンはすぐさまペースを掴んでトータル134周を周回し、ポジティブな感触とともに初走行を終えた。
初のRB16に好感触「RB15の課題点が解決されていた」
アレックス・アルボン順位: 4位 / 周回数: 134周
今日はRB16での初走行だったわけだけど、なかなか良い1日になったんじゃなかな。マックス(フェルスタッペン)からのフィードバックを反映して作業を引き継いだんだけど、クルマについては彼と同じように僕も概ねポジティブな感触を得ている。
パワーユニットを確認作業を強いられたために、ランチタイムの前後で幾らか走行時間を失ったけど、それを除けばスムーズな一日だった。
チームは冬の開発期間中に、去年の課題点の解決に取り組んでいた。今日はマシンに乗ってすぐに、この部分が改善されていることを肌で感じる事ができた。久しぶりにサーキットを走るには何時だって嬉しいものだけど、今日はマシンの力強さが感じられただけに余計に嬉しい。
2日目をトップで締め括ったのはアルファロメオのキミ・ライコネン。2番手にはレーシングポイントのセルジオ・ペレス、3番手にはルノーのダニエル・リカルドが続く結果となった。
2020年F1バルセロナテスト3日目のセッションは、日本時間2月21日(金)現地9時から17時まで、スペインのカタロニア・サーキットで行われる。