出場停止間近のピエール・ガスリー、僚友オコンとの接触で召喚 / F1オーストラリアGP決勝
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アルピーヌのチームメイト、エステバン・オコンとの接触事故を受けてF1オーストラリアGPのスチュワードは、ペナルティポイントの累積により出場停止が迫るピエール・ガスリーを召喚した。
ケビン・マグヌッセン(ハース)の単独クラッシュに伴い振られた赤旗からの残り2周のリスタート直後、ガスリーは混乱のターン1でアウト側の芝に飛び出し、ターン2を前にコースに復帰。グリップを失ったA523はアウト側へと流されていった。
そこに後方からオコンが接近。接触した二人は為す術もなく壁へと吸い込まれていった。残り2周でのリタイヤだった。
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— Formula 1 (@F1) April 2, 2023
競技審判団はオコンとガスリー、そしてアルピーヌのチーム代表者に対し、現地18時15分にスチュワードルームに集まるよう召喚状を発行した。両ドライバーはFIA国際スポーツ規定付則L第4章第2条d)に違反した疑いがもたれている。
ガスリーは現在、ペナルティポイントの累積が10点に達している。レース出場停止まではあと2点だ。